ピアノを演奏する方なら、ピアノの鍵盤数が88鍵なのは意外と知っている人も多いですよね?
こんな疑問を持ちませんか?
- なんで88鍵なの?
- なんで増えたり、減ったりしないの?
- 何鍵でも良くない?
私は、少なからず疑問に思ったので調べました。
そうしたら、ちゃんと理由がありました。それには、人間の耳が大きく関係していました!
そもそも、88鍵になったのっていつ?
ピアノが発明された時は、54鍵だったそうです。
それが、演奏者の要望を叶え、現在の88鍵になったのは、1890年代位らしいです。
ピアノが88鍵の訳
ピアノの音域は
約27.5ヘルツ~4186ヘルツまで
らしいです。
人間の耳が、音を聴きとる事が出来る音域は
約20ヘルツ~20,000ヘルツまで
らしいです。
あれ?それなら、ガンガン増やしても大丈夫じゃないの?って思いますよね。
人間の耳が、音を聴きとる事が出来るのは、前述したとおりなのですが音程を聴き分けられる音域は
せいぜい、4000ヘルツまで
なのです。これが答えです。
もし、低音を増やしたとして実際に弾いても、聴こえてくる音は音程がないゴツゴツとした音としてしか認識できなくなります。
高温も同じで、全く音程感が無い耳障りなキンキンした音としてしか認識できなくなってしまうんですね。
なので、人間の耳が音程を判別できる音域でピアノは構成されているから88鍵なのですね!