クラシック系ではコントラバスって呼んでいるのに、ジャズ界隈ではウッドベースこれって何で?違いは?
率直に正解をお伝えしますね!
違いはありません!全く一緒のものです!
一応、もう1度お伝えしておきますね。
ち・が・いはありません!全く一緒のものです!
結論だけお伝えしたら、これだけで終わってしまうので、ではなぜ、同じ楽器なのに一方ではコントラバスもう一方では、ウッドベースと呼ばれるようになったのかを解説していきますね。
ウッドベースについて
はい!このウッドベース一見、英語のようですが和製英語です。
※海外では通じませんので使わないように
主によくジャズ界隈ではウッドベース(略してウッド、またはウッベ)と呼びますね。おそらく、ジャズではエレキベースとコントラバスを曲やグループ等によって弾きわけるため
どちらかを区別しやすいように出来た「エレベ」に対する和製英語です。
コントラバスの色々な呼び方
結局、ウッドベースもコントラバスの呼び方の1つなのですが、ウッドベースよりもスタンダードな呼び方が色々あるのでご紹介します。
ダブルベース
ポップスやジャズ系のアメリカ人ベーシストが良く呼びます。
なぜ「ダブル」と呼ぶかと言うと、昔、コントラバスは低音を担当するチェロの補強に使われていたらしくほとんどの演奏で、チェロと同じ譜面を1オクターブ下で弾いていたそうです。
そこで、チェロと共に低音を担当する場合のコントラバスのパートをダブルベースと呼んだ、という説が有力だそうです。
ストリングスベース:弦バス
吹奏楽とかブラスバンドではコチラの呼び方が主流ですね。鋭い人はなぜか気づいたのではないでしょうか?
そう、吹奏楽とかではチューバ等の低音管楽器が存在します。それらと区別するためにストリングスベースと呼んでいます。
アコースティックベース
こちらも、エレキベースと区別をしたいときに使用します。
少し前までは、アコースティックベース=コントラバスだったのですが、最近はギターと同じ形状のアコースティックベース(ドリカムの人が使用しているイメージ)も出ているので、そちらのギター形状もアコースティックベースに入るのでお間違え無いように。
アップライトベース
たまに聞く事があるので、記載しておきます。ストラップを付けて肩から吊り下げるエレキベースに比べて、楽器を立てて弾くことからこの呼び方になりました。
恐らくこの呼び方が流行ったのは、各楽器メーカーがサイレントベースを出し始めた頃から使われるようになった気がします。
コントラバスのまとめ
今回は、ピアノには関係はありませんが意外と軽視されそうな、コントラバスの呼び方の豊富さについて記事にしました。
主にジャンルによって呼び方が変わるのが面白いですよね!1つ1つの呼び方の訳を知ると納得してしまいます。
このようなチョッとした音楽トリビアは、音楽をかじっている人なら是非、知っておいてほしいです。
それでは、また★