意外と知らないピアノの呼び方と種類

ピアノ歴史画像

そもそも、ピアノって?

ピアノは、弦をハンマーで叩くことで発音する鍵盤楽器の一種である。鍵を押すと、鍵に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出る。また、内部機構の面からは打楽器と弦楽器の特徴も併せ持った打弦楽器に分類される。
wikipediaより

現代のピアノは88鍵を備え、音域が広く、実はクラシックオーケストラの全音域よりも広いんですよ。
他の楽器と違って、汎用性が高い特徴があるので、ピアニスト以外の楽器演奏者、作曲家や指揮者も習得している人が多いです。また、教育者側でも保育士試験、小学校教員採用試験などで演奏技術等が求められる楽器です。

ピアノの本当の呼び方って?

日本では「ピアノ」でほぼ100%の方が通じる楽器ですね。
由来はと言うと、イタリア語の「グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」(gravicembalo col piano e forte)がピアノの由来とされています。
歴史的には「ピアノフォルテ」とか「フォルテピアノ」と呼ばれていたみたいです。なので、現代でも略称はpfって表記されますよね。
日本以外のピアノの呼び方は、下記の様になっています。

日本・イタリア語・英語・フランス語では “piano” と呼ばれる
ドイツ語では「クラヴィーア」“Klavier”が日本でいうアップライトピアノで、「フリューゲル」”Flügel”がグランドピアノとして呼ばれているらしいです。ちなみに、フリューゲルは鳥の翼の意味でグランドピアノの蓋を開けた時の姿から来ているみたいです。

なので、ドイツ行った時にはピアノと呼ばないように気を付けましょうね。

ピアノの種類と特徴って?

現代のピアノ(モダンピアノ)には、グランドピアノアップライトピアノがあります。

グランドピアノ

地面と平行に弦やフレームが設置されている、なので設置場所が広くとられる。
グランドピアノでも大きさが色々あるが、単純に大きい=弦が長いものは、その分楽器の響きが良くなる。もちろん、その分高価にもなる。

アップライトピアノ

地面と垂直方向に弦やフレームが設置されている、なので設置場所がグランドピアノに比べコンパクトになる為、教室や自宅などで使用するケースが多い。

大きな違い

グランドピアノとアップライトピアノの決定的な違いは、連打性能です。
構造上、グランドピアノはハンマーが打鍵の反動と重力によって自然な動きで下に落ちるのに対し、アップライトピアノはハンマーを前後に動かすため、どうしてもバネに頼らざるえない。
そのため、連打に関してはグランドピアノだとアップライトの約2倍程度性能が上がるそうです。

是非、連打やトリルをして違いを感じてみて♪

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